残業代請求でお悩み解決
2020年8月18日

年俸制の仕組みと残業代との関係

年俸制とは賃金がその年単位で決定される賃金形態のことです。

日単位で賃金が決まる日給制や、月単位で賃金が決定する月給制と比較するとわかりやすいかもしれません。年俸制のメリットとしては、その年に手元に入ってくる賃金が明確であると言う点が挙げられます。事業所にとっても、どれだけの賃金を支払えば良いのかが計算しやすいですし、労働者にとってもローンの計画などが立てやすくなります。また日給制や月給制が、事業所の状態によっては賃金が変化しやすいのに対し、年俸制は年単位である以上、そのような変動が起こりにくいと言うのもメリットとして挙げられます。このようなメリットがある一方で、ぜひ知っておきたいのが年俸制と残業代の関係についてです。

まずその年に支払われる賃金が決まっているのであれば、残業をしても残業代は支払われないのでは、と思う人もいるかもしれません。しかし結論から言うと、年俸の中にあらかじめ残業代が組み込まれていると言うことはありません。基本的には、残業が発生した場合には、その分の賃金は別に支払う必要が発生します。ただしあらかじめ、たとえば年俸を上司や事業所側の話し合いで決定する際に、月何時間までの残業については、その残業代は年俸の中に含むと言うようなことをくみかわしており、そしてそれに了承している場合は、その通りになります。つまり年俸の中に、その時間数までの残業代は組み込まれていると言うことです。ただしその時間数を超えた分は支払わなければいけません。またこのような場合、指定された残業時間数が多くなりやすい傾向にあるので、その点への注意も必要です。

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